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一年ぶりの更新です

もはやどなたもご覧にはなっていないかもしれませんが
お久しぶりの更新です。

毎日雨や暑さで体調が振り回されていませんか?
私も飲む薬を調整しつつ過ごしています。
今日で6月も終わりですね。1年の半分が終わります。

最近は若い方の相談が多くなっています。
朝起きにくい、疲れやすい、やる気が出にくいなどが多いです。
まず何よりも大切にするべきことは「胃腸を大切にすること」です。
暑い季節、どうしても冷たいものを多く摂りがちですが、それを控えるようにすること。
甘いものを減らすこと。
沢山の美味しいものが簡単に手に入りやすいので、難しいかもしれませんが、
少し努力してみてくださいね101.png

重だるい季節、良い香りのものを嗅いで、気分を上げて乗り切りましょう!

# by touendou | 2023-06-30 13:06 | 漢方全般

暑い毎日 補気薬の注意点

ここ数日猛暑が続いていますが皆様体調はいかがですか?
こんなに暑い7月のスタートは思い出せないのですが、本当に心配になる暑さです。
ところで、夏になると毛穴が自然に開き、気が漏れ出ていってしまうために、
「補気」をしておくことは大変重要なことになります。
気の役割は、血や水を動かす、温める、防御する、気化、固摂(毛穴などを引き締める)
があります。気がないと疲れたり、冷えたり、感染症になりやすかったり、尿や汗が
うまく止まらなかったりと、体調に様々な変化をもたらします。

よく夏に使われる処方として「生脈散」(麦味参顆粒)があります。
なぜそれがよく夏に使われるかというと、補気作用の強い人参、
汗を引き締め、強心作用もある五味子、肺に潤いを持たせる麦門冬を使っているので
夏の暑さから心臓や肺を守りながら気を補うことができるからです。

ただ一方で、人参の暑さによって、イライラがひどくなったり、躁病を悪化させる
こともあります。また上半身に熱が溜まって抜けない感じがあるような方には
少し注意をして使うことをお勧めします。
色々と広告は出ていますが、全員に合うわけではありません。
きちんと見極めて薬を選ぶことは大切です。
お客様の中には、夜の服用で余計に興奮してしまい眠れない、動悸のする感じが
あるという方も聞いたことがあります。
ですので合わない方には、クールダウンをしながら補気のできる「西洋人参」をお勧めします。
より生脈散に近づけるには、烏梅の入ったものもあります。
熱中症気味で、頭や体に熱がこもる感じのある方はぜひこちらを服用してください。
特に抗がん剤の治療中や、病後の方は夏の間は西洋人参で補気すると良いですよ!

# by touendou | 2022-07-02 15:45

どんなことがあっても時間は過ぎる

雨が降ったと思うととても晴れて暑くなったり、お天気に体を合わせていくのが
大変な季節になってきましたね。
本格的な夏に入る前にバテないように気をつけて過ごしていきましょう101.png

ご存じの方もいらっしゃると思うのですが、以前薬局があった場所で、
調剤の処方を受けていました。そちらでお世話になっていました橋本雄二先生が
お亡くなりになりました。
私の物心がついた時から「ゆうじせんせい」という言葉は両親からよく聞いていました。
でも先生だから偉い人なんだな。と思うだけでいつも会うのはなんとなく緊張。

小学生の時に怪我をした私の顔を縫ってくれたのも、父が怪我した時も、姉が骨折した時も、
母が病気に罹った時もいつもそこには雄二先生がいました。

出産した時も先生は娘を抱っこして、腱鞘炎にならない抱き方の指導もしてくれました。
それは困っているお客様に今でも私がお伝えする方法でもあります。
私としては仕事で関わった思い出よりも、いつも居てくれる優しい先生という思い出の方が
大きいです。ご冥福をお祈りいたします。

ずっとなんて無い。同じ形ではずっとなんて無い。

相談を受ける中でいろいろな話を伺います。
その時は苦しい思いや不安な思いもあると思います。
でもやはり皆平等に時間はすぎ、気持ちや状況も少し変わります。
その時を焦らずに受け止められると良いですよね。
少しでも明るかったり楽しかったり元気に過ごせますように。






# by touendou | 2022-05-31 15:48

新年度が始まりました

昨日から4月になり、新年度が始まりましたね102.png

先月は仙台では大きな地震が東日本大震災と同じような時期にあり、
精神的に少し疲れるような方が増えた印象がありました。
季節の変わり目で気温差も出ており、ただでさえ調子を崩しやすいところに
このようなことが重なると、睡眠が良くない方や、少しイライラしたり、
不安感も増えます。
でもそれはとても自然なことのような気もします。
いつも元気、いつもはつらつなんてことは難しいと思います。

春は特に抑制されることを苦手とする季節。
いつもよりもよりストレスを感じてしまったり、お腹の張りが強くなったり…
伸び伸びと気の赴くまま過ごすことができるとよいです。
少し体を動かしてみたり、香りの良いものを飲食やアロマなどで取り入れてみる
ことも良いと思います。

何かを特別にしなくてはならないというのではなく、朝起きる時間、夜寝る時間、
食事の時間などリズムを崩さずに淡々とペースを刻むことを意識することから
始めてみましょう。


# by touendou | 2022-04-02 10:52

春になりますね

 最近は日が長くなってきたり、日差しが暖かく春を感じるようになりました。
早い方だと1月下旬あたりから花粉が出ているとおっしゃっています。
花粉の症状を少しでも軽くするには、養生としては
・冷たいもの、甘いものを控えること
・食べすぎないこと
・睡眠をよくとること
です。本格的な花粉シーズンが終わるまでは少しの間我慢してみましょう。

 また、春ということで漢方では血を十分に貯めておく季節になります。
血を肝臓に貯めることによって気血の流れを調整したり、自律神経を整えます。
胃腸の強さによっても使える薬は異なりますが、特に生理のある女性の方々は補血が
重要になります。
漢方は毎日コツコツ飲むことが難病や体質改善には特に必要となります。
たまに忘れてしまうのは構いませんが、たまにが続くといつも飲んでいないことになります。
根気よく飲んでいただけるとより効果を体感できますよ。


# by touendou | 2022-02-26 13:25

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