ありがたいと思う時

　今日は私の先生である楊先生が薬局にいらしてくださいました
数ヵ月かに１度、直接私に臨床の指導をしてくださいます。先生からは本当にたくさんのことを教えていただいてとても感謝しています。患者さんと話す先生はとても優しく、そんな姿を見ているだけでも勉強になります。
何につけても私は、一人でずっと考えていると、偏った考えになったり、トンネルから抜け出せなくなることがあります。それはとても危険なことだと思っているので、できるだけ色々な考え方に触れられるようにしています。月１は東京に行って、人に会ったり、勉強をするようにしています。かなりのハードスケジュールで、楽しむ暇はほとんどありません。漢方の塾を卒業した時も地域に留まりすぎないようにとアドバイスをいただいたものです。
　今日、先生がいらっしゃる前に私は相談受けていました。その患者様はいつもいらっしゃってくださる方なのですが、偶然、先生と世間話をしているようでした。ちょっと盗み聞きをしてしまったのですが、

　患者様　「私、彼女には漢方の大先生になって欲しいと思っているんです。もっともっと大きくなって欲しいんです。期待しているんです。」
こんな言葉が聞こえてきました。単なる薬局の一薬剤師が、患者さんにこんな風に思ってもらえているなんて、正直、驚きました母親ほどではないにしても、私よりも年齢が上で、私の経験したことのない彼女の不調を私はどれだけくみとれているのだろうか、満足してくれているのだろうかと考えることもあります。
でも、こんなありがたいことを言われては、頑張るしかないんだなと。時々、頑張っているつもりはないのに頑張りすぎないでと言われますが、頑張るってなんだろう…。何を頑張ろう…。
まず、目の前の仕事を終わらせてみることにします。。。