気の重要性
2009年 05月 26日
今日は「気」のお話。「気」と言えば、「元気」、「やる気」、「勇気」、「陽気」に「陰気」なんて言葉がたくさんありますね。
中医学での「気」のはたらきは
推動…動かす 温煦…温める
固摂…毛穴などを引き締める 防御 気化
の作用があります。
この「気」を作るのに大切なのは「脾」と呼ばれる消化系統の働きです。
つまり、胃腸に負担のかかる食べ物をたくさん食べたり、飲んだりしてしまうことで機能が落ち、
良い「気」が作れなくなってしまいます
負担をかけてしまう食べ物としては、生の魚介類、脂っぽいたべもの、味の濃いもの、
冷たいもの、アルコールなどです。
今回の私は、お付き合いでの飲酒や疲れにより胃腸に負担をかけすぎてしまい、良い「気」を作れず、
「防御」することができなくなり、扁桃腺が腫れてしまったという結果になってしまったのです
新型インフルエンザの対策で、うがいや手洗いはもちろん大切ですが、俗に言う
「免疫力」や「抵抗力」は「気」の力ととても関係しています。ですので、冬の大流行に備えて、
今から、食生活も見直してみてはいかがでしょうか?良いことがたくさんあると思いますよ。