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生理痛はないのがあたりまえ

 生理痛で苦しんでいる女性はきっととても多いことと思います。
そんな方には「生理痛がないのはあたりまえ」ってどういうことなのか不思議に感じる
フレーズかもしれません。特に初潮の時から一度も痛みから解放されたことのない方はそう思いますよね。
本来、生理痛はないものです。
痛みの原因というのは、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れている場合もあります。
また、子宮口が小さいなどの先天性のもの、原因不明のものもあります。
全てがそういうわけではありませんが、中医学で生理痛み判断する時には、
まず
①「不通則痛」:通りが悪い、巡りが悪いと痛む
②「不営則痛」:栄養が届かず痛む

という二点に注目します。両方の原因が重なりあうことも多いです。

なぜ、こんなことを書き始めたかと言いますと、実は私、3年振りにとてもつもない生理痛に
襲われました。恐らく①の原因かと思います。
3年前にも恐らく①の原因で痛んだのだと思います。(この時、婦人科での検診では何もでませんでした)
巡りが悪い原因というのは、流れる原料(血や気)がない、冷える、
ストレスなどで気がうまく流れないので推し動かすことができない。などあります。

私はここ数日すごくストレスを感じていたので、おそらく気が滞った状態になっていたのだと思います。
ですので、痛みがでてからは、なるべく「気」を動かせるよう、「冠元顆粒」や「木香順気丸」などを「婦宝」に
くっつけて、飲むようにしていました。
痛い時に「生理痛はないのがあたりまえ」というポスターの文字が頭の中にはっきりと浮かんできて
なんだか情けない気持ちになってしまいました。

私の受診した婦人科の先生は「ロキソニンのんで治るならそれでもいいからね~」と言っていました。
確かに痛みはストレスで、そして仕事や勉強の妨げになります。ですので、私も鎮痛剤は使っても
特に悪いことではないと考えています。
根本の解決にならないことや、鎮痛剤が効かなくなってくることがあるということ、胃腸に負担をかけること
が少し気になりますが、漢方との併用も良いことだと思います。
そして何よりも、何か病気が潜んでいないか、その他の不調がないかを知る機会になりますので、
それを鎮痛剤を使うことで忘れないようにしないといけないと思います。
一度は婦人科での検診や生理痛について考えることもお勧めいたします。

原因がわかっても不明でも、生理痛は中医学の得意分野かと思いますので、是非相談にいらしてくださいね001.gif
一緒に体を見直してみましょう。
ちなみに、基礎体温測定表も参考資料となりますので、ご持参ください。
by touendou | 2010-06-04 16:03

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